あとねこ虹色アンソロジー
サンプル
アンソロジーの本文サンプルとなっております。
色々な作品が集まっております。是非ご期待ください。
※テーマ、モチーフの説明の箇所は
執筆者より回答いただいたものを掲載しております。
作品の内容のネタバレを含む方もおりますので
拝見する際は御注意ください。
薫木様
色:赤色
執筆者よりテーマ、モチーフの説明:
赤→誰ソ彼ホテル本編に登場する地獄→悪夢→風邪を引く→雨に濡れる……というような順で思いつきました。
(最初は赤と言えば黄昏時というイメージだったのですが、どちらかと言うと橙かなと思ったり、黄昏時というワードと地獄というワードが出たのがほぼ同時だったので書いているうちに段々地獄からの連想寄りになって今の形になりました)
(冒頭の雨の部分でテーマを青だと誤解させてしまうのではないかと少し不安だったので地獄と悪夢の部分を文中で生かして、題名でも自分の担当色を強調した形になります)
(赤というイメージがわかりづらくならないように結構しつこく文中に赤を入れました)
鈍蛙
色:赤色
執筆者よりテーマ、モチーフの説明:
赤がテーマだったため、安直に赤い靴をテーマに描かせていただきました。地獄も仄めかしつつ、赤い靴のお話をなぞって二人を描いています。
向坂えむ様
色:橙色
執筆者よりテーマ、モチーフの説明:
優しい空気感を色で表すなら橙色だろうと、話全体の雰囲気が暖かく穏やかな印象となるよう、日常や共通する交友関係、そして日々募る阿鳥の塚原への想いを描写しました。
ベッドサイドランプは黄昏のその先という未来への時間経過をイメージしつつ、部屋と二人を照らす電球色の灯りを描写しました。
(余談ですが、その先に予感する恋模様を朝と密かに見立てています)
さわこ様
色:橙色
執筆者よりテーマ、モチーフの説明:
色指定が橙色だったので、ストレートにオレンジをテーマにしました。原稿を転がしているうちにオレンジ(ネロリ)の香水に落ち着きました。
より様
色:黄色
執筆者よりテーマ、モチーフの説明:
音子ちゃんの目の色と、目の色を例えた時の蜂蜜で担当した黄色を入れています。
阿鳥先輩は、傍目から見たら明らかに恋愛感情持ってるでしょ…って状況でも本人は気づいていなかったりするところが個人的なあとねこにおける一つの推しポイントで、恋愛感情があるが気づいていない→でも行動や身体的に意識しているのが出る(心拍数が速くなったり、連絡することが増えたり、今回の作品で言うと甘さを感じるなど)というのが書きたかったイメージとなります。
雨子様
色:緑色
執筆者よりテーマ、モチーフの説明:
緑……メロンソーダ
こころ様
色:緑色
執筆者よりテーマ、モチーフの説明:
グリーンカーテン (緑色→グリーン→グリーンカーテン、と安直です。あとは、発行が8月で夏なので時期的にぴったりかと思いました)
ピヨ子(りんこ)様
色:青色
執筆者よりテーマ、モチーフの説明:
青。阿鳥自身の青さ……なのですが、視覚的にも取り入れたくてペティギュアの青、海の青、音子ちゃんのリュックのペールブルーなど、色々なところに散りばめています。
水煮様
色:藍色
執筆者よりテーマ、モチーフの説明:
作中内に登場する空の色を「藍色」と捉えて創作しました。
てふ様
色:紫色
執筆者よりテーマ、モチーフの説明:
「紫」のお題だったら、最初から「音子ちゃんのイメージカラー」を主軸に話を作ろうと決めてました。(多分たそホユーザーなら誰もが「(たそホの)紫と言えばまずはこれ」と思うと勝手に思ってます)
それプラス、当方のジャンル的に紫は「死(し)」で。阿鳥のイメージカラーである青は「生(せい)」でした。
そして、更にプラスとして。あの善良で聖なる要素が作品本編内で強い阿鳥が、追加特ストでみせる「歪み」と「生を象徴するカラーなのに迎えるラストや元の状態」などから、「生と死は決して引き離されるものでは無いのか」と勝手に思ったので。(表裏一体というか一線上の約束ですよねと言う意味で)
紫を求める青、になりました。
さくら様
色:紫色
執筆者よりテーマ、モチーフの説明:
"紫"陽花を中心にはじまります。 毒→個人的に紫のイメージ 紫色のパンジー など、わかりやすい紫色を取り入れつつ、TrueとAnother、阿鳥と大外の"どちら"にでも染まることのできた紫色の彼女が選んだ道というような内容のお話になったかなと思います。
鈍蛙
色:虹色
執筆者よりテーマ、モチーフの説明:
誰ソ彼ホテルのキャラクターにある髪のハイライトや、虹が雨上がりに必ず出るものではないことから阿鳥先輩と音子ちゃんの出会いが必然ではないところを描いています。雨は彼等の出会いに欠かせない「彼」の存在も仄めかしております。
今回、この二人のアンソロジーを作るにあたりテーマにした理由が少しでも伝われば幸いです。